吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† トワイライト10 ヴァンパイアの花嫁

原題:Breaking Dawn
作者:ステファニー・メイヤー(Stephenie Meyer)
訳者:小原亜美
イラスト:ゴツボ×リュウジ
発売:ソニー・マガジンズ
初版:2008年11月20日
原語版初版:2008
価格:900
頁数:214
 ついに結ばれたエドワードとベラ。
 ヴァンパイアの花嫁となったベラだったが、だれも予想できない出来事が襲う。
「こわいほどに幸せ。なのに、どうして……」
+++館主の独白+++

† BLACK BLOOD BROTHERS S6

作者:あざの耕平
イラスト:草河遊也
発売:富士見書房 富士見ファンタジア文庫
初版:2008年10月25日
価格:580
頁数:332
「ううっ……くそう部長め……たまに仕事を回してきたと思ったら、吸血殺人事件絡みだなんて前代未聞よ……くそう……呪ってやる」
「ミミちゃんぼくそれ知ってる! 敵に塩を送るってやつだよね!!」
「コタロウ。この場合は厄介ごとを押しつける、の方が正しいかと」
「あーもうあったま来た!! いい二人とも! こうなったら絶対にこのヤマ解決するわよ! 元クイーンMをなめんじゃないわよ!?」
 護衛のジロー&コタロウと共に、特区で調停屋稼業に勤しむ葛城ミミコ。『カンパニー』からある依頼人を紹介されるが、『月匠ゴーバン』に連なるエリーゼというその美女は、何やらワケありで!?
 騒がしくも優しい3人の日々。特区で過ごす、最後の月の夜――。
+++館主の独白+++

† トワイライト・ロマンス 公爵様の花嫁

作者:真朝ユヅキ
イラスト:武若丸
発売:集英社 コバルト文庫
初版:2008年10月10日
価格:438
頁数:206
 親に疎まれ森に捨てられたところを、吸血鬼公爵・ウィンに拾われ、彼の「餌」として城で暮らすシュウ。美しいご主人様に仕える毎日は幸せで、永遠に一緒にいたいと願っている。
 けれど最近、少し気になるものがある。
 それは、公爵が大事にしている、美しい女性型の人形。花に埋もれて硝子の棺で眠る彼女を見るたび、何故だか心がチクチクして…。
 新鋭が描く、ヴァンパイア・ラブロマンス。
+++館主の独白+++

† 死が二人を分かつまで4

作者:前田栄
イラスト:ねぎしきょうこ
発売:新書館 ウィングス文庫
初版:2008年09月25日
価格:580
頁数:220
 ヴァンパイアの王国である『根の国』へと赴いたミカエラたち。そこで『始まりの御方』ことリリスから聞かされたのは、ヴァンパイアと人間の起源の物語。
 そして盟約を破ったエリオットにリリスが与えた罰は、『命の実』によって人間に戻ったカールと戦うこと。リリスの裁定に、総てを失ったかと思われた『J.C.』だったが……!?
 やがて『根の国』にエリオットが到着した時、長きにわたるエリオットとカールの、最後の戦いが始まった――。

 前田栄がおくるノイエ・ヴァンピリズム。
 闇と光が織りなす物語が、ついにその幕を降ろす――!!
+++館主の独白+++

† リミテッド・ヴァンパイア2-髪喰鬼とおおうさぎ-

作者:仁木健
イラスト:中島鯛
発売:角川書店 角川スニーカー文庫
初版:2008年09月01日
価格:590
頁数:313
 突然の出逢いによって、髪喰鬼、文月文の受血者――つまり栄養供給源となってしまった、少年。真端由自。
 髪喰鬼の仇敵である吸血鬼の復活によって、死と隣り合わせの日々という非常事態に陥りながらも、「文を彼女にする」ために戦いに身を投じていた。
 そんなある日、由自のまえにまたしても少女が突然現れる。その名はなつき。吸血鬼すらも圧倒する力を持つ、非常識な幼女だった――。
 ヴァンパイア・サーガ、シリーズ第2弾!
+++館主の独白+++

† ヴぁんぷ! IV

作者:成田良悟
イラスト:エナミカツミ
発売:アスキー・メディアワークス 電撃文庫
初版:2005年08月10日
価格:670
頁数:451
【3年ぶりだね、日本の紳士淑女諸君! お待たせしてしまったねえ。ふむ、諸君との友愛関係を祈り、今宵は吸血鬼と人間の関わりについて話すとしよう】
【ドイツ南部にて発生した、村人達の集団失踪事件。我々の『組織』はその事件について会議を開くことになったのだが――時を同じくして、ミヒャエル君がある決意を胸にグローワース島を飛び出したようだ。当然ながら、そんな彼を追って我が娘のフェレットも島を飛び出し……そのまま若い男女の甘酸っぱい追走劇になれば良かったのだがね】
【人間と吸血鬼の男女。この組み合わせが生むのは果たして悲劇かロマンスか……過去と現在の物語の中で、君達がそれぞれの思いを抱いてくれれば幸いだ】
+++館主の独白+++

† 少年伯爵は月影に慕う

作者:流星香
イラスト:おおきぼん太
発売:角川書店 角川ビーンズ文庫
初版:2008年08月01日
価格:457
頁数:222
「わたしに必要なのは、お前だ!」
 自らが守るべき者たちを救うため、求血鬼となった勝ち気な美少年伯爵・ベルナルド。
「必ず、みつけてやる」
 ベルナルドと<対>の給血鬼となった凄腕の軍人レオニール。
 考古学者の足取りを追う彼らだったが、ベルナルドの忠実なる執事・セルバンティスに異変が起きて!?
 主のためにレオニールとセルバンティスの取った行動とは――!?
 最強主従コンビが贈るヴァンパイア・ファンタジー第4弾!!
+++館主の独白+++

† 七本腕のジェシカII

作者:木村航
イラスト:芳住和之
発売:メディアファクトリー MF文庫J
初版:2008年07月31日
価格:580
頁数:261
 ジェシカに導かれるようにして、都市の内部で自らの主人・ヘルマの秘密に迫るエドガー。新たな事実を目の当たりにするたびに、自らの信念への迷いが生まれていく。
 一方、双子の内の一人・オフェーリアを手中にしたヘルマは、《泉》の秘密を手に入れるべく画策していた。その企みを阻止しようと歳の奥底でヘルマと対峙したジェシカは《刈り入れ》を宣言する。
 絶対の淘汰圧力の中で明らかになる、《泉》の秘密、そして汎不死社会を創り出した、《詩人ウィリアム》の目的とは――。
 実力派の著者が贈る渾身の異世界ファンタジー第二弾!
+++館主の独白+++

† リミテッド・ヴァンパイア1-髪喰鬼と吸血鬼-

作者:仁木健
イラスト:中島鯛
発売:角川書店 角川スニーカー文庫
初版:2008年07月01日
価格:590
頁数:310
 目の前に少女が墜ちてきた。壮絶な空腹音とともに――。
 そう、真端由自の平凡な日常はこうして終わりを告げた。少女の名は文月文。人の血、ではなく髪を糧とし生きる髪喰鬼だという。
 美少女との突然の出逢いに、勝手に運命を感じる由自。だが、文が彼にもたらしたものは運命ではなく、封印された“吸血鬼”たちとの、人類の想像をはるかに超越した戦い、だった――。
『Add』シリーズの仁木健が描く、新たなヴァンパイア・サーガ。
+++館主の独白+++

† BLACK BLOOD BROTHERS 9 -黒蛇接近-

作者:あざの耕平
イラスト:草河遊也
発売:富士見書房 富士見ファンタジア文庫
初版:2008年06月25日
価格:660
頁数:382
「人と吸血鬼は共存することができると思いますか?」
 ミミコは問いかける。
 もしそうならば。手を取り合うことができるならば。いや、そんな未来が来ると信じるからこそ。頑張れる。たとえひとりぼっちでも。明日はきっと、ひとりじゃないって信じてるから。
 十年前の香港で。今このシンガポールで。再び蘇る赤き血と黒き血の戦い。特区ではリンスケやバドリック、そしてサユカが、絶望的な状況の中、戦いを続ける。そんな中カーサたち『九龍の血統』は遂にシンガポールに上陸。狙いは今や『乙女』として世界の要となったミミコ! ミミコの危機にジローは間に合うのか!?
+++館主の独白+++

† 異形の求愛者-アニタ・ブレイク・シリーズ3

原題:The Lunatic Cafe
作者:ローレル・K・ハミルトン(Laurell K. Hamilton)
訳者:小田麻紀
表紙:Wolfina
発売:ソニー・マガジンズ ヴィレッジブックス
初版:2008年05月20日
原語版初版:1996
価格:950
頁数:585
 アニタは恋をしていた。それも人狼のリチャードと――。
 久しぶりの本物の恋に胸ときめかすアニタだったが、タフな仕事ばかり舞いこんでくるのは相変わらず。せっかくちゃんとしたデートだったのに、寒い山中に惨殺体を見にいく羽目になってしまう。そこには未知なるシェイプシフターの、不気味な犯行の痕があった!
 一方、旧友アーヴィングの頼みで、リチャードの属する獣憑きの群れの厄介事も請け負うことになり……。危機続きのうえに、あのマスター・ヴァンパイア、ジャン=クロードの激しい嫉妬までが、アニタとリチャードに襲い掛かる!
 大人気シリーズ、注目の第3弾。
+++館主の独白+++