吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† トワイライト3 闇の吸血鬼一族

原題:Twilight
作者:ステファニー・メイヤー(Stephenie Meyer)
訳者:小原亜美
イラスト:ゴツボ×リュウジ
発売:ソニー・マガジンズ
初版:2005年09月20日
原語版初版:2005
価格:952
頁数:262
 百年のあいだ孤独だったヴァンパイアのエドワード。
 転校してきたベラはエドワードと許されぬ恋に落ちる。
 たがいに惹かれあうふたりを、もうだれも止められない。
 しかし、ベラを狙う凶悪なヴァンパイアが忍びより……。
+++館主の独白+++

† ヴぁんぷ! III

作者:成田良悟
イラスト:エナミカツミ
発売:メディアワークス 電撃文庫
初版:2005年08月25日
価格:630
頁数:419
【2ヶ月ぶりだね、日本の紳士淑女諸君! 今日は少々血生臭い話をするとしよう】
【復讐――そう、復讐の話だ。活劇から悲劇に至るまで、様々な物語に取り入れられる王道とも言うべき要素だよ】
【復讐は常に新たな復讐の芽を生む。様々な物語でよくそう言われるものだが……仮に、相手の親類縁者全て、さらにはそのまた縁者をも復讐の対象とし、全てを滅ぼし尽くす覚悟だとしたら? おそらく復讐の連鎖は止まるだろうが、その者に安らぎが訪れる事は無いだろう】
【そんな覚悟をしてしまった者は、この世界と――己自身にこそ復讐をしたいのだろうからね】
 そして、吸血鬼たちの時間が始まる――。
+++館主の独白+++

† 斜向かいのヘブン

この作品にはボーイズラブ要素が含まれている可能性があります
作者:砂原糖子
イラスト:依田沙江美
発売:新書館 ディアプラス文庫
初版:2005年08月25日
価格:560
頁数:271
 「俺、吸血鬼だから」
 無口で無愛想な上司、羽村から、とんでもないことを聞かされた久條。勿論本気にするはずもない。久條はムキになって羽村の思い込みを正そうとするが、彼は頑なだった。
 だが共に過ごす時間が増えるにつれ、実は人と話すのが好きだったり、食玩集めが趣味だったりといった意外に可愛い素顔を知り、久條は羽村に惹かれ始める……。
 ほんのり不思議テイスト、年下攻めリーマンラブ!!
+++館主の独白+++

† トワイライト2 血は哀しみの味

原題:Twilight
作者:ステファニー・メイヤー(Stephenie Meyer)
訳者:小原亜美
イラスト:ゴツボ×リュウジ
発売:ソニー・マガジンズ
初版:2005年08月20日
原語版初版:2005
価格:952
頁数:270
 どこから来たの? どうやって生きてきたの?
 わからないことばかりだけど大好きなの。
 エドワードの正体を知ったベラは心を決めた……。
「あなたになら、噛まれてもいい!」
+++館主の独白+++

† トワイライト1 愛した人はヴァンパイア

原題:Twilight
作者:ステファニー・メイヤー(Stephenie Meyer)
訳者:小原亜美
イラスト:ゴツボ×リュウジ
発売:ソニー・マガジンズ
初版:2005年08月10日
原語版初版:2005
価格:952
頁数:270
 転校した学校で出会った超美形のクラスメート。だれにもうち解けない彼が、あたしだけには……
 なぜ、あたしなの? あなたはいったい何者?
「誓うよ、きみのことは狩らないと……」
+++館主の独白+++

† BLACK BLOOD BROTHERS S1

作者:あざの耕平
イラスト:草河遊也
発売:富士見書房 富士見ファンタジア文庫
初版:2005年07月25日
価格:580
頁数:310
 襲いかかる吸血鬼たちをなぎ倒し、赤き旋風は舞い降りた。の、だが……。
「狼藉者ども。この『銀刀』が相手です!」
「だぁぁっ! 爽やかヒーロー風に登場したからって許されると思うな! そもそもジローさんが遅刻したから、ピンチに陥ったんでしょうが!! 減俸の上、窓ふき、風呂掃除の罰則適応よっ!!」
「ああ、そんな殺生な!」
「黙んなさい! この役立たず吸血鬼!!」
 人間と吸血鬼のトラブルを処理する、調停員・葛城ミミコはなやんでいた。最近、雇った護衛――『銀刀』の異名を持つ伝説の吸血鬼・望月ジローと、その弟のコタロウ。彼らが来てからあたしの不幸指数、メキメキ上がってるんじゃ……!?
 新感覚吸血鬼ストーリー、血と汗と涙と労働の短編集登場!!
+++館主の独白+++

† ヴぁんぷ! II

作者:成田良悟
イラスト:エナミカツミ
発売:メディアワークス 電撃文庫
初版:2005年06月25日
価格:570
頁数:317
 祭りに現れた『食鬼人』の目的とは――。
【久方ぶりだね! 親愛なる日本の紳士諸君! 相も変わらず読書に精を出しているかね? 真にその書が好きならば、回読よりも購読をお勧めする!】
【失敬。生臭い話はやめ、今回は諸君に島の祭りを紹介するとしよう!】
【我が島が誇る芸術家、カルナルド・シュトラスブルクを讃えるカーニバルだ! 恋人達の誓いから家族の団欒、過去の精算に未来への希望など――様々な想いと共に、様々な客人が島を訪れる! 喜ぶべき来訪者から、望まれざる者までね。だから諸君も、この祭りを十二分に楽しんでくれたまえ!】
【遥か西の水面に日が沈むまでは、君達人間の時間なのだから・・・・・・】
+++館主の独白+++

† BLACK BLOOD BROTHERS 3 -特区震撼-

作者:あざの耕平
イラスト:草河遊也
発売:富士見書房 富士見ファンタジア文庫
初版:2005年03月25日
価格:620
頁数:397
『ジローは、周りに目を向けなきゃ。もっと大きな流れになるために、ね』
 昔。闇の母たる、彼女はそう言った。そして今。目の前でミミコが告げる。
「あなたはちっぽけな流れでしかないの。……独りでいようとする限りは!」
 吹き荒れる嵐の中で、ジローは思う。
 何故、彼女たちはどんな時も、希望に満ちた眼差しを失わないのか――と。
 世界で唯一、人間と吸血鬼が共存する場所・特区。しかし、忌むべき血族『九龍の血統』の暗躍で特区は崩壊の危機に直面していた! 兄弟の上陸事件、ついにクライマックスへ――。
 赤も黒も、全ての“血”が交じり合う真実がここに在る、シリーズ第3弾!
+++館主の独白+++

† 裏切りへの贈り物

作者:東原恵実
イラスト:謎古ゆき
発売:講談社 講談社X文庫ホワイトハート
初版:2005年03月05日
価格:630
頁数:307
 没落したエリルアド小王の姫君メイヴェは、侵略者トゥルベク家によって軟禁生活を強いられていた。ある日、突然見張りが姿を消すと、館から脱出し、その足で旅人を騙して町を出て行く計画を立てる。
 しかし、金を奪うためにつかまえた青年は、薄紫色の目を持つ美しい少年の魔物と旅を続ける聖人だった。
 メイヴェは二人を脅迫し、トゥルベク家の者が住む城へ盗みに出かけるが――。
+++館主の独白+++

† 百年の満月4

作者:たかもり諫也
イラスト:黒井貴也
発売:新書館 ウィングス文庫
初版:2005年01月25日
価格:600
頁数:271
 リュシアンの母・美しいオルタンスの亡骸を葬るため、ヴィクトルの故郷から彼の同族たちがやって来た。
 年を経た深いまなざしを持つ少女エヴァと、ルビーの瞳に激情を秘めた青年ナーダシュ。
 不老不死のリデリク・ナダリ――吸血鬼――。
 ニゲラの花に囲まれた愛するオルタンスに、リュシアンとヴィクトルは、永遠の別れを告げる……。

 美しいヴァイオリンの響きとともに、物語は幕を閉じる!!
+++館主の独白+++

† 墓標の森と、魔女の本 閉鎖師秘戦録

作者:扇智史
イラスト:よしずな
発売:エンターブレイン ファミ通文庫
初版:2004年12月31日
価格:640
頁数:284
 ユウとアレシュ。古より「現世」の理を揺るがす「世界孔」を閉じることを努めとし、その彼方から現れる外来知性種と、歴史の裏側で戦い血を流し続けた閉鎖師の末裔。
 そして異形と化し、破綻種(ディスパッチ)と忌避されつつ永遠を生き続けてきた少女と、その存在を憎みながらも、閉鎖師になるしかなかった少年。
 ふたつの孤独な魂が触れ合うとき、ふたりの前に「氷牙姫」が現れたのは、まさに宿命というべきものだったのだろう――。
 新鋭が描く<定められた喪失の物語>。
+++館主の独白+++