† 中欧怪奇紀行[文庫版]
吸血鬼はロリコンだ。狼男の二つの系統。フランケンシュタインは頭がいい――。中央ヨーロッパに数多ある恐ろしくも面白い神話、伝説、物語を元ネタに、怪奇大好きの作家二人が夜を日に継ぎ話しこむ。文庫化にあたって新規対談を追加、再編集した決定版! それぞれに工夫を凝らした短篇小説二話も収録。
吸血鬼はロリコンだ。狼男の二つの系統。フランケンシュタインは頭がいい――。中央ヨーロッパに数多ある恐ろしくも面白い神話、伝説、物語を元ネタに、怪奇大好きの作家二人が夜を日に継ぎ話しこむ。文庫化にあたって新規対談を追加、再編集した決定版! それぞれに工夫を凝らした短篇小説二話も収録。
マリリン・マンソンからゴスロリまで、ゴス・カルチャーに迫る。
損傷は、美しく残酷な警告なのだ。これぞ、ゴシック!
『夜想』公式サイトより
成田からチューリッヒへ。チューリッヒからの旅は全て鉄道で、ダルツブルク→ウィーン→プラハ。そして、ドラキュラゆかりのルーマイアはトランシルヴァニア地方のシギショアラ→ブラショフ→シビウ→ティミショアラへのヴァンパイアの旅。
帰路は、ブダペスト→ウィーン→インスブルック(ここもドラキュラの肖像画を求め)へと、もちろんドラキュラのみならず、オーストリアや東欧のボヘミアン・ムードを求めておなじみコンビが駆け回った、ハードな旅の記録です。
この番組は、見る人を「脈動する考古学」の世界である、最先端の科学技術と旧タイプの地道な調査方法を融合した、まったく新しいスタイルの科学研究が行なわれている現場へ誘うシリーズ。そんな現場で活動する科学捜査官、考古学者および医学調査官は、現代人が最も興味を示すミステリーを解き明かそうと、長い間突き止められなかった手掛かりを発見していく・・・。彼らの行動が、何世代をも経たミステリーの解決につながらることもあるのだ―。
『ナショナルジオグラフィックチャンネル』公式サイトより
ゾンビ、食人族から殺人鬼まで──。
銀幕を彩った闇の歴史が今、復活する!
光あるところに陰がある! 映画の栄光の陰に数知れぬスプラッターの姿があった。歴史が、そして道徳が封印した凶悪、醜怪にして耽美な匂いすら漂う血まみれムービーの数々が、晩夏の今完全復活する。
食人族の串刺しあり、大鋏を振り回す殺人鬼あり、人の命を食らう家があり、妊婦に悪魔がとり憑いたり、地獄の門が開門して死者がこの世に溢れまくる!
血まみれあり、全裸美女の跳梁あり、狂える天才の殺戮あり、エロとグロの一大博覧会の開幕!
「サンゲリア」「ビヨンド」といったL・フルチ作品から「九十九本目の生娘」「犬神の悪霊」「恐怖奇形人間」などのジャップス・カルトに王道の「オーメン」「ゾンビ」「エルム街の悪夢」「13金シリーズ」「バーニング」、そして今まで顧みられることの無かったユーロ・ホラーを最大フォロー。夢見る詩人J・ローランから稀代の職人J・ダマトの“悪行”が遂に白日の下に曝される。そしてとどめは日本映画史上空前の「死人版バトルロワイアル=VERSUS」だ。
紙面が真っ赤に染まる究極の一冊!
ドラキュラ伝説の地、トランシルヴァニア。
果たして吸血鬼は実在するのか? モデルとなった苛酷な領主と、墓から出てくる吸血ゾンビの面影を求めて、ドラキュラホテルの棺に入り、儀式を行う魔女に会い、恐れを知らぬ旅は続く……。
当代きっての超人気伝奇作家が描くユーモア旅行記。
好事家たちが誘う知的でミステリアスな13の旅 World Mystery Tour 13 Vol.6
EASTERN EUROPE
菊地秀行のルーマニア ドラキュラ紀行
吸血鬼の影に怯え、血の伯爵夫人に恐怖し、魔術の首都を巡る鮮血の魔境へ
折込 東欧ミステリーマップ
ヴラドは人質や亡命という苛烈な生涯のなかで、ひたすら荒野の風景をみつめてきた。ヴラドのぶきみなほどにおおきく見ひらかれて青く澄んだ瞳のなかにうつる祖国ワラキアのゆたかにひろがる草原地帯は、彼の心のなかではhてしない荒野だった。生きものの気配もない烈風ふきすさぶすさまじい荒野を、彼はじっとみつめつづけるしかなかった。イコンを棄ててその荒野を流亡しながら、ヴラドは自分にむけて問いつづける。この荒野に、聖霊はあるか、神はおわしますのか。そしてまた、荒野に呻吟するこのヴラドの耳に、クルテア・デ・アルジェシュ大主教聖座教会の鐘の音は聞こえたのだろうか。(本書「暗殺」より)
古典を見る前に爆笑を読もう。
難しそうな古典も爆笑を読めば一発でわかる。キャラクターだって友だちになれる。原点を読むのはそれからだって遅くないのだ。
Encyclopedia of Vampire Films