吸血鬼メインではありません。

　吸血鬼ゲームというわけではないですが、吸血鬼にもなれるゲームってことで。

　前作『The Elder Scrolls IV: Oblivion』に引き続き、敵として吸血鬼出現＆疾病扱いでプレイヤーキャラも吸血鬼化可能です。

　いかにも洋ゲーな外見のキャラばかりなので、日本の萌ゲー系の可愛いキャラや美形キャラは基本的に　無　理　で　す。
　PC版なら有志の配っているMOD導入で美形化やら巨乳化やら全裸化やら自由自在です。出来ればPC版をお勧め。


　遊ぶ前は「吸血鬼になってみるぞー！」と思っていたのに気付いたらカジート（猫人）で健康的な盗賊兼暗殺者と化していました。

　血を吸わないでいると症状が悪化する疾病扱いで、吸血したら強くなるならともかく、飢えてる方が症状が進んで能力が高まる（でもデメリットも強烈になる）っていうのが辛い。
　しかも段階が進んで本格的な吸血鬼状態に突入するとすぐ周りに正体がばれて敵対状態に入るので、人間の中で暮らしたかったら吸血しないといけないという。
　吸血鬼能力のメリットを取るなら外見から正体バレ前提なので、迫害される寂しいぼっち吸血鬼の気持ちを味わうにはとても良いです。良いですったら。
　普通にやるとメリットよりデメリットの方がでかいけど！
　これもまたPC版で能力調整のMODを入れる方が楽しめそうな気がします。


　なんて言いつつ自分も吸血鬼見かけたら遠くから弓矢隠密アタックで蜂の巣にするんですけどね。ははん。夜刀の神使い気分。
　なお、倒した吸血鬼の死体からは錬金素材として使用できる「吸血鬼の灰」を入手できますが、見た目は灰になりません。残念。
　死霊術師が生き返らせて使役した死体は、倒すとバサッと灰になるのになぁ。


　DLC“DAWNGUARD”（日本では2012年7月下旬公開予定）はヴァンパイアロード対ハンターって内容らしいので今からとても楽しみです。