吸血鬼の手帖

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† 彼岸島

原題:彼岸島
原作:松本光司
監督:キム・テギュン
国:日本・韓国
日本公開:2010年01月09日
製作国公開:2010年01月09日
 本当の地獄は、これからだ。
出演
山本耕史
石黒英雄
渡辺大
レイ水川あさみ
ケンちゃん弓削智久
ユキ瀧本美織
ポン森脇史登
西山足立理
加藤半田昌也
涼子大村彩子
映画館に行ってみたら、思いのほかお客が入っていて、しかもあまりヲタっぽくないカップルとかいて、入る場所間違えたかと思ったなんて内緒です。
上映前の予告映画がFateとなのはで、久々に大画面でアニメ絵が動くのを見ました……やっぱりヲタ向け意識してるってことですよねこの予告の選び方は。
なのにカップルが多かったのは、出演者のファンなのかな? それともみんな覆面ヲタか!

閑話休題。

あの巻数まで出ている未完結の漫画を映画化した、という部分においては及第点かなって感じでした。
ああいう落とし所にするしかないよねぇ? みたいな。
無理矢理全員幸せハッピーエンドにねじ曲げてなかったのも○。
吸血シーンもガンガン出てきます。

で、さすがに吸血時の失禁描写やら、例の「椅子」のシーンやら、素っ裸やらは無理だったんだろうな~というのは仕方ないと納得できるんですが、不満な点もぽちぽち。

雅がやけに幼く見えて、自分にはちょっと違和感ありました。
あのどぎつい白塗りも違和感の原因かも。
青白い……くらいのメイクで良かったと思うんですが、何故あそこまでこってり塗ったのだろう。
どうせあそこまで白く塗るなら、いっそ厚塗りメイクしなれている元V系の人でも連れてくれば良かったんだよーなんて思ったり~。
無邪気さとしてはベビーフェイスでいいのかなと思わなくもないけど、やっぱり雅はもうちょっと歳のいった顔のイメージでした。まぁ好き好き?

邪鬼が原作読んでいる時の「キモッ!?」って衝撃ではなくて、普通に格好良いクリーチャーで……
格好良すぎるのも時には問題だねぇ……

一番の不満は万能武器丸太が思ったより活躍しなかったことですかね!!
冒頭で丸太出てきたから期待したのに師匠……orz

なんて不満を抱えながら見ていたら
「やっと二人きりになれたね」
で飲んでいたコーラを吹きそうになりました。
最近はラストの盛り上がりでベタな台詞を入れるのがお約束なの!?

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