† 夜と血のカンケイ。
夜:夜音。高貴で気高い17歳の吸血鬼の少女。年若いながら絶大な力を持つ。
血:陶原健悟。平凡だが極度に健康で極上に美味な血を持つ。「復讐」のために夜音をこき使っている…?
カンケイ:吸血鬼にとって人間とは、ただの餌でしかないもの。しかしそんな絶対の真理に反して、陶原は「復讐」と称して、“血を飲ませて欲しければ言う事をきけ”と命令を下す。超不本意なこの状況に懊悩しつつ屈する夜音……しかしもちろんタダで言う事をきくはずもなく!!?
おかしな主従関係が事件を呼ぶラブコメっ!!
今ではそれも男の役目。
まぁ確かに「美味しい」立場ではある。
美(少)女が夜な夜な忍んできてくれるのならば!
というわけで、幼い頃に吸血鬼“夜音”にフラれた(「病人のまずい血に用はない」)元病弱主人公“陶原”が、その吸血鬼を見返すために一心不乱に健康になり、その極上の血を餌に相手を存分に振り回すストーリー。
本人曰く「相手にされなかった復讐」なんですが、どうみても恋する乙メンです。
夜音のライバル“マレイン”の誘惑に乗らない主人公一途すぎるー。もうちょい悩め青少年。
1ってついていませんでしたが、その後順調に続刊発売中です。
ちょっとヒネててそこが楽しい。