吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† オリジナル・ブラッド1

作者:はしもと榊
発売:秋田書店 ボニータコミックス
初版:2009年06月30日
価格:514
頁数:271
 ある日、闇夜を照らす街明かりの下に一人の少女が舞い降りた。彼女は、吸血鬼だった。
 彼女に襲われ、地を吸われてしまった「紘一」だが、目覚めると“何もなかった”ことになっていた。
 あれは夢だったのか?
 しかし紘一の身にはたしかに異変が起きていた-―
 吸血鬼がやたら強い。『バンパイア十字界』を彷彿とさせる無敵っぷり。
 あんまり強いと萎えるんだよなぁ……とこの間まで思っていたのですが、どう考えても能力のインフレを起こしている『BBB』シリーズが存外面白かったので、単に当たり外れがでかいだけかも。
 で、この作品ですが。こちらは1巻時点では、ちょっと、いまいち、当たりとは言い難い……。普通レベル。
 これ! という萌えなり燃えなりの個人的ポイントが今のところ見つからないんですよね。

 主人公は人気バンドのボーカリスト。
 人間は吸血鬼に噛まれると、主の言いなりになるしかない「傀儡」と化してしまう。
 ところが何故か主人公は、その意志の強さゆえか、自我を保つことに成功し、人間に戻るため、自分を噛んだ吸血鬼を追い始める。
 というようなストーリー。

 まだ1巻なので、2巻以降面白い設定が出てくるかもしれないですが。

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