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安森節子の病室の外に居たのは、死んだはずの安森奈緒だった! 起き上がる者に対し、警戒を強める尾崎と室井。しかし、突然の停電を合図に、病院は惨劇に染まる! 旋律の接触はさらに結城夏野の元へと移る……。
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この先、屍鬼側の心情描写も増えてくるんだろうし、ますます盛り上がってくるんだろうな!
そして最後のあたりで「よっしゃー!!」と内心喝采。
いや、普通に考えたら喜ぶような場面ではないんですが。
正直、一番不安な個所でした。翻案されて別物になるんではないかという。
ここを変えられたらどうしようかとずっと心配しながら読んでいたので、ちゃんと原作通りの運びになりそうで一安心。
ド派手なセカイ系や壮大なファンタジーに出てくるような絶望的なラスボスもいいけれど、身近すぎる日常は時にそれらを軽く凌ぐ怖さに到達しますよね。
容赦無く平等に訪れる死こそ『屍鬼』の魅力。