吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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作者:松殿理央
イラスト:駒燕
発売:ソフトバンク クリエイティブ GA文庫
初版:2008年12月31日
価格:590
頁数:282
「おお~~~~~~!」
その日廃墟ホテルの食堂は騒然となった。きゃろるが入居一ヶ月を記念して人外たちにお弁当を作ってくれたのだ。
「花冠だぁ」
バルトは身をのけぞらせて絶叫し、ビショップは号泣する。ふだんは貴族らしいふるまいのドラドラ伯爵ですらが、牙をむきだしにして弁当箱の奪い合いをするほど。
「このお弁当は僕のものだよ」「いや、それは俺んだ。俺が今決めた」
みんなきゃろるが大好きなのだ。
だがその日、きゃろるの体に封じられた黒薔薇の光輝(ゾハル)が、ひっそりと動き始めていた……。
廃墟ホテルで繰り広げられる、フェロモンコメディ第2弾!
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大分間が開いて出た2巻、イラストレーターが何故か変わっていました。
作者のblogを見るに、原稿自体は大分前に上がっていたようだし、その絡みで遅れたんでしょうか?
1巻よりは出番ありましたよドラドラさん!
まぁあくまでも1巻よりは、ですが。
一応マント翻して飛んでいたりで、ようやく吸血鬼らしい扱いになってました。
でもやっぱり影は薄め。
狼男は出ずっぱりなのになぁ。
吸血鬼云々期待せず、コメディとして読むなら普通に楽しめます。
1巻で張られていた伏線はあっさり解決してしまって、もしかしてこれで完結? という状態。
3巻、忘れた頃に出るのかもしれないけど、このままになってもおかしくなさそう。