吸血鬼の手帖

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† 12の月のめぐる間に3

作者:吉川うたた
発売:秋田書店 プリンセス・コミックス
初版:2008年08月30日
価格:400
頁数:187
 吸血鬼アルトゥーリに突然プロポーズされた奏。
 それを機に、奏の身体能力にも変化が現れて…!?
 人間と吸血鬼、奏の生きる道は…!?
 判明する事実より、気になる伏線の方が多くてすっきりしないよ~~~~。
 相変わらずタロウの正体は(ドラクルって名前以外)ハッキリしないし、奏の父親に関しても謎のままだし、果たしてこの先どう展開するのか。
 奏の身体能力が人間のものではなくなってきたり、シド・ザレシュカやアルトゥーリの関係が判明したりと、着実にストーリーは進んでいるんですが、思わせぶりな描写もまだまだ多くて。
 あと、吸血鬼もハンターもじゃんじゃん出てくる割に、描写があっさりしている所為か、あまり吸血鬼っぽさもハンターっぽさも無い巻でした。

 何にせよ眼鏡キャラがずっと出てくるだけで何となく幸せで楽しい気分になれる自分はものすごく安上がりで現金な性格だと思います。
 業が深いよな、萌えの属性ってさ……。

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