† リミテッド・ヴァンパイア1-髪喰鬼と吸血鬼-
目の前に少女が墜ちてきた。壮絶な空腹音とともに――。
そう、真端由自の平凡な日常はこうして終わりを告げた。少女の名は文月文。人の血、ではなく髪を糧とし生きる髪喰鬼だという。
美少女との突然の出逢いに、勝手に運命を感じる由自。だが、文が彼にもたらしたものは運命ではなく、封印された“吸血鬼”たちとの、人類の想像をはるかに超越した戦い、だった――。
『Add』シリーズの仁木健が描く、新たなヴァンパイア・サーガ。
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目の前に少女が墜ちてきた。壮絶な空腹音とともに――。
そう、真端由自の平凡な日常はこうして終わりを告げた。少女の名は文月文。人の血、ではなく髪を糧とし生きる髪喰鬼だという。
美少女との突然の出逢いに、勝手に運命を感じる由自。だが、文が彼にもたらしたものは運命ではなく、封印された“吸血鬼”たちとの、人類の想像をはるかに超越した戦い、だった――。
『Add』シリーズの仁木健が描く、新たなヴァンパイア・サーガ。
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変化球投げているつもりでルール違反の暴投をしているくらいの斜め上っぷりですよ。
とにかく中二病全開。多分、狙って全開にしている雰囲気。
目新しいものは特に無いんだけど、ステレオタイプな設定の使い方とタイミングは悪くないかも。
でもこういうネタって10年後に読んで面白いか? って点がなぁ。
特に、ヲタク特有の(元ネタのある)「言い回し」「決め台詞」、果たしていつまで賞味期限が持つのか。
こういうタイプのラノベで10年後を考えても仕方ないのかもしれませんけど。
で、最初から最後まで主人公の煩悩暴走っぷりが凄くて、ストーリーをぶっ飛ばす、いや、ぶっ壊す勢いです。
いくらラノベとはいえ、ありえないだろこの性格設定は!
と思うのに、なんだろうこの既視感。
……。
思い出した。
なんという横島忠夫。
わかる人はこれでわかるよね。わからない人は若いってことで。
そう思ってストーリーを振り返ると、見事なまでにパロってる気がするぞ。
煩悩パワーで才能覚醒するあたりとか、ツンデレ美女にこき使われているところとか。
……急に主人公が可愛く思えてきた。