吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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作者:前田栄
イラスト:ねぎしきょうこ
発売:新書館 ウィングス文庫
初版:2007年12月25日
価格:580
頁数:219
『J.C.』の部屋を片付けようとしていた時だ。
たまたま触れた古いタロットから、ドルイドの老人がふいに出現した。彼はミカエラをカードの巫女と認定し、守るという。
面倒事など引き受けるつもりもなかったミカエラだったが、その夜、隻眼の乙女に抱かれて『薄暮の国』で眠るカールを見た。
――夢? とはとても思えない。やっぱりカードのせいよね。
そんなミカエラの前へ、突然エリオットが現れて告げる。
「扉を開き、カールをこちら側へ呼び戻せ」と。
前田栄がおくるノイエ・ヴァンピリズム。
偶然という名の運命と古の盟約が鬩ぎあう第三幕、完全書き下ろし!!
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2年って結構長いなぁと思う反面、なんだたった2年かとも思う。思うあたり、年単位で間が空くどころか続刊が出ないシリーズって多いよな……としみじみ。
漫画版の登場人物が合流し、いよいよストーリーも大詰め。
ヘンリー可愛いよヘンリー。
ウォルフ可愛いよウォルフ。
この2人に幸あらんことを。
応援するところ間違ってるか。
聖女の血筋についての設定、盟約がどんなものなのか、盟約を破ればどうなるのか、そういった諸々が一気に出てきました。
吸血鬼が住むらしい『根の国』がどんなところなのか気になりますよ!
次巻の舞台になりそうな流れ。
個人的にはウォルフの立場と心情が細かく描写されていたのが楽しかったです。
そしてミカエラ最強説は変わらずで!
今回も引っ張ったまま終わっています。気になる、続きが気になるよ……!
あとがきによれば「次の巻で終わるハズ」とのこと。
ああ、どういう風に決着つくんだろう。
……そういえば2巻の終わりでヴァンパイアになったあの人についての説明ってこれしかないのかっ!?。