吸血鬼の手帖

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† ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド4

作者:環望
発売:メディアファクトリー MFコミックス
初版:2007年11月30日
価格:552
頁数:203
 ヒステリカ率いるヴァンパイア軍団との騒動もひと段落し取り戻された平穏。
 だがアキラの心には友人ヒコの死が暗い影を残し続ける。
 ミナや由紀はそんなアキラを元気付けようとするがそこに招かざる客が現れる。
 ヴァンパイア三支族――同族であるはずの大公家がもたらすさらなる悪夢がバンドを包む。
 心の傷の癒えぬままアキラは死のハンティングに引きずり出された!
「それゆえの姦計 それゆえの恫喝 それゆえの韜晦
 ……支配者とは道化者の別名よ」


 支族間の闘争とか傀儡の王とか下克上とかハンティングとか純潔審問とか萌える! むしろ燃える!
 人間くささと化け物じみた部分が両立しているのがとても好みです。
 吸血鬼って題材を凄く生かしていると思うのですよ!

 最後の方にダンス~とは関係ない「30secondes スプリンター」という読切短編が収録されています。

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