吸血鬼の手帖

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† BLACK BLOOD BROTHERS 8 -宣戦恋歌-

作者:あざの耕平
イラスト:草河遊也
発売:富士見書房 富士見ファンタジア文庫
初版:2007年10月25日
価格:660
頁数:379
「……いいんだね?」
 そう尋ねる神父に、ミミコは頷いた。
「新生『カンパニー』の代表。あたしでよければ、お引き受けします」
 吸血鬼と協力し、人間たちを避難させる少女の姿――崩壊する特区から全世界へ流されたこの映像が、ミミコの運命を変えた。世界中で注目される存在となった彼女は、二つの種族の共存の象徴として『カンパニー』代表になって欲しいという、尾根崎たちの依頼を受ける。
 特区を奪還し、コタロウを――そしてジローを迎えに行くために、自分にできることは全てやろうと決意するミミコ。そんな時、突然現れた豪王・フォワードが、彼女にある提案をするのだが……!?
 新感覚吸血鬼サーガ、新たなる運命が脈動する第8弾!
 第3部開始。
 正直、能力のインフレ舐めてました……。
 8巻に来て初めて、ちょっとだけ中だるみした気がします。何故だろう。物語の流事態は急激な部分なのに。やっぱりインフレのせいかな。
 でも面白くないってわけではないところがさすが。
 ミミコが普通の少女から、急に世界的な有名人になって戸惑っている姿とか、そのあたりはすごく好きでした。

 しかし!
 コタローの能力大発揮&感動(?)の再会シーン……
 某スレイ●ーズのアニメのくるくるシーンを思い出したのは私だけじゃないと信じたい。むしろ富士見ファンタジア繋がりでそれを狙ったのだと思いたい。
 それまで比較的真面目な気持ちで読んでいたのに、飲んでたお茶吹いたじゃないか。

 ついでにバウワウ卿の活躍っぷりったら。

 積読で良かった~と言いながらぶっ通しでここまで読んだのはいいんですが、現在9巻まで刊行中ってことは(短編集を除いて)あと1冊しかないわけで、しかもこの展開ってどう考えても9巻も気になるところで終わるよね……。

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