† ベルベットビースト
原題:Beasts in Velvet
作者:ジャック・ヨーヴィル(Jack Yeovil)
訳者:待兼音二郎/矢野真弓/小暮里緒
表紙:クリステル・スヴェーン
発売:ホビージャパン HJ文庫G
初版:2007年10月01日
価格:850
頁数:430
作者:ジャック・ヨーヴィル(Jack Yeovil)
訳者:待兼音二郎/矢野真弓/小暮里緒
表紙:クリステル・スヴェーン
発売:ホビージャパン HJ文庫G
初版:2007年10月01日
価格:850
頁数:430
アルトドルフの市街はにわかに騒がれている連続殺人鬼“獣(ビースト)”の話題で持ちきりだった。しかも、ビーストの正体は貴族だというのだ。
民衆の不安と不満は、扇動家エフィモヴィッチによって暴動にまで発展していく。
熱血漢の警備兵エルゼッサー、残留思念を念視する心霊鑑定者ロザンナ、正義の人、フォン・メクレンベルク男爵、出世より信念に生きる男、ダーティ・ハラルドは混乱の帝都で“獣”事件の捜査に乗り出す。
混迷する捜査の果てに彼らが見た真犯人とは…?
1/3くらいを過ぎたあたりでようやくジュヌヴィエーヴ登場。登場しただけ?
↑↓この間、実に3ヶ月が経過するという放置っぷり。
残り1/3くらいから読む速度が急激に上がりました。
面白くなかったわけではなくて、外出用の鞄に入れていたものだから全然進まなかったっていう……やはり本は一気読みしないと駄目だ。
結局ジュヌヴィエーヴはほとんど出てこなかったのが残念ですが……。
前巻で若干ネタバレしているし、やはり時間の流れが前後するとなんとも微妙な……巻数順ではなく、時系列順で『ドラッケンフェルズ』→『ベルベットビースト』→『吸血鬼ジュヌヴィエーヴ』で読んだ方がいい気がしてきました。
あとがき読むと、作品の発表順は時系列順っぽいですし。
なんでベルベットビーストが3巻になってるんでしょう?