吸血鬼の手帖

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† Ai DeathGUN-その男たち、無制限-

作者:夜木まゆ
イラスト:山下喜光
発売:エンターブレイン B's-LOG文庫
初版:2007年09月27日
価格:600
頁数:213
 2XXX年。不死管理警察・極東管区東都署捜査一課にひとりの男が現れた。彼の名は鷺宮レイジ。
 がさつなしぐさ、乱暴な口調、やたらとでかい声……。なれなれしい新参者に先輩刑事・美嬢ヤシキはイラ立ちまくり、ふたりは絶望的な険悪ムードに。
 アルテミス攻撃の初出勤にもかかわらず、信じられない行動に出たレイジに、ヤシキは――!?
 黄金コンビ結成の裏側から、アオとヤシキの在りし日のエピソード、そして兄弟の別れ、「ふたりでひとつ」のデス・ガンが生まれる前のもうひとつのAi DeathGUNストーリー!!
収録
1.プロローグ Tanqueray
2.Code1 Reiji and Yashiki
3.Code2 Flower girl
4.Code3 Ao Mijyo
5.Code4 Case of AB
6.Code5 Run away
7.エピローグ Black russian
8.コミカライズ記念出張コミック『Hiyokko boy』山田ぼたん
 吸血鬼メインではありません。

 短編集。ほぼ外伝みたいなものもあれば、完璧に本編とリンクしているものもあり。
 時間軸も、本編より前のものもあれば、本編と同じ時期と思われるものもあり。
 コミカライズ記念の漫画はCode2の一部分を漫画化したものでした。
 時間軸順に並べるとCode1→Code3→Code5→Code4→(この辺で本編)→Code2。

 外伝が一番読みやすいってどういうことか。
 初めてキャラに親しみが持てたとか、もう……余程この作家とは相性が悪いのか、それとも悪かった第一印象を引きずっていたのが、外伝だから違った気分で読めたのか。
 前までの巻より面白かったです。

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