吸血鬼の手帖

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† チノミ1

作者:吉永龍太
発売:講談社 アフタヌーンKC
初版:2007年09月21日
価格:533
頁数:199
 郊外の静かな町、東八森。そこには、日曜日に「血」の料理を食べる人々「血飲み」が暮らしていた。
 ある日、一人の女が全身の血を抜かれ殺される事件が起こる。
 そんなとき、しがないフリーター、ユーイチは驚くべき「血」の秘密を握る!
 衝撃のアドベンチャー・ホラー開幕!
 うわー、気持ち悪。

 褒め言葉ですって。
 絵柄じゃなくて内容ですよ内容。
 絵柄は絵柄で万人受けしないとは思いますが……。

 黒マント姿の牙有り吸血鬼のイメージとは遠くかけ離れています。
 和風ホラー……というほど和風ではないですが、隣近所にもいそうな怖さっていう点が良いかな。
 出てくる登場人物が「あーあーいるいるこーゆーの」って感じでいい具合にモヤモヤするというかストレスが溜まるんだこれが。

 本っ当、気持ち悪い。

 気持ち悪いっていうネガティヴ方向にであれ気分を揺り動かしたのは確かなので★4つにしておきます。
 まだ設定出尽くしてないんで2巻以降に期待。

 単なる血液嗜好症の家系ってオチが無い事を祈ります。

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