† 少年伯爵は月夜に目覚める
死んではならない――。領地の人々を守るため、吸血鬼となりはてた、勝気な美少年伯爵・ベルナルド。
正義のために戦ったはずなのに――。自我さえ奪う強大な力を持てあまし、苦悩する小隊長・レオニール。
そんな彼らに、謎の闇医者は、ある禁忌の契約をもちかけた。
街を脅かす怪物に立ち向かうため、二人が下した選択とは!?
少年伯爵と凄腕軍人の主従が放つ、ヴァンパイア・ファンタジー!!
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死んではならない――。領地の人々を守るため、吸血鬼となりはてた、勝気な美少年伯爵・ベルナルド。
正義のために戦ったはずなのに――。自我さえ奪う強大な力を持てあまし、苦悩する小隊長・レオニール。
そんな彼らに、謎の闇医者は、ある禁忌の契約をもちかけた。
街を脅かす怪物に立ち向かうため、二人が下した選択とは!?
少年伯爵と凄腕軍人の主従が放つ、ヴァンパイア・ファンタジー!!
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この一巻は長いプロローグみたいなものかも。吸血鬼たちが吸血鬼になるくだりと、主要キャラの顔見せ的な話でした。
うかつにも萌えてしまった。
ツッコミどころとかあったはずなんだけど、萌えが勝ってしまった。
読み終わったら心の中に萌えが残っていたよ。
名作、傑作なのかと問われると、普通の作品と答えるのが正しいところだとは思うんだけど。
個人的なツボに何かキタ。
吸血鬼属性は言うまでもないとして、ざっと上げるだけでも「貴族」「軍人」「主従」「執事」「メイド」医者」「美少年」「美青年」「眼鏡」「片眼鏡」「どじっこ」「機械化」「双子」と多方面の属性をカバーしていますよ。
私がどれに当てはまったのかは伏せておきますが伏せても多分駄々漏れ。
腐女子向けサービスはある(とはいえジャンルとしてはBLではない)けど、全体的に古き良き少女小説を彷彿とさせるなぁ。どこがって明言はできないんだけど、どことなく、昔読んでいたコバルト文庫あたりを思い出すんですよね。
そういう意味でも安心して読めて良かったです。
最近のラノベってアクロバティック過ぎるように感じるものが多くて、読む時に意味も無い緊張感がね……。突拍子も無いのも面白いけど、そこそこベタなくらいのもいいよ。