吸血鬼の手帖

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† Ai DeathGUN-瞳に映すは月の慰め-

作者:夜木まゆ
イラスト:山下喜光
発売:エンターブレイン B's-LOG文庫
初版:2007年07月26日
価格:580
頁数:219
 2XXX年。不死管理警察・極東管理区管轄内で勃発した、マシンガン乱射事件!!
 犯人はレイジとヤシキふたりにとって深い因縁のあるプレアデス幹部のひとり、ケラ。しかし“360度の視界を持つ男”に撃つすべを失う……。
 この事件をきっかけに警察組織への怒りを爆発させたレイジに、シンが語りだした不死管理委員会の過去。そして、“ルナ”という特殊パワーを持つアルテミスの存在。紛れも無くケラのことで――!?
 熱き魂と冷たき知性、ふたりのデス・ガンがまた一歩、新たな真実に近づいた!!
 今回は一部のアルテミスが持つ特殊能力が出てきたり、不死管理側の暗黒面が見えてきたりと大分盛り上がってきた感じがします。
 物語の中心的な部分にアルテミスの赤ん坊が出てくるんですが、それってつまり、アルテミスって成長するわけですよね。
 でも不死なんですよね。どこかで成長が止まるのか。不老って単語はこれまで出てきてないんだったか思い出せない。
 そして、3巻目にして、ようやくキャラのわざとらしさが気にならずに読めたかも。慣れ……?

 煽り文を見ての率直な感想。
「冷たき知性って誰」
 いや、普通に考えれば熱き魂がレイジだろうから、冷たき知性はヤシキなんでしょうけどね? ヤシキ全然知性な感じしないんですが……。
 1巻の時は、吸血っぽいのがあったけど、どんどん吸血鬼から離れていくので、何でこのシリーズ読んでるのか時々わからなくなってきます。単なる不死者だなぁ。

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