吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† エデンの黒い牙

原題:Darker than you think
作者:ジャック・ウィリアムスン(Jack Williamson)
訳者:野村芳夫
表紙:フジワラヨウコウ
発売:東京創元社 創元推理文庫
初版:2007年05月31日
原語版初版:1948
価格:1,060
頁数:430
 人狼伝説の権威モンドリック博士はゴビ砂漠で何を発見したか?
 だが帰国会見の席上、新聞記者のウィルの目の前で、彼は怪死を遂げる。居合わせた赤毛の美女エープリルの不審な行動。疑惑を抱きながらも彼女に心惹かれてゆくウィル。
 やがて彼は、救い主“夜の子”の降臨を待ち望む人狼族の存在を知る……。
 カルト教団の聖典にもなった幻想文学史上最も危険な傑作!
+++館主の独白+++

† 吸血の季節

作者:砂浦俊一
イラスト:kyo
発売:集英社 スーパーダッシュ文庫
初版:2007年05月30日
価格:571
頁数:271
「あなたから見て私は人間かしら、それとも吸血鬼?」
 殴られ屋の高校生・鳴沢燈は偶然、少女たちの吸血行為を目撃する。そのときを境に燈の前に次々と現れる正と負の境界線上の住人たち。
 吸血症(ヴァンパイアフィリア)の少女・朱実紗衣、血液の提供者・小見山鏡花、紗衣を狙う復讐鬼、逃亡するドラッグの売人、エイリアンハンドの怪人。
 閉じた燈の記憶と、紗衣の妹・亜矢の死の真相が明かされるとき、ひとつの季節が終わりを迎える――。
+++館主の独白+++

† BITTER×SWEET BLOOD

作者:周防ツカサ
イラスト:Chiyoko
発売:メディアワークス 電撃文庫
初版:2007年05月25日
価格:570
頁数:263
 私は、闇夜で首筋を噛まれた。プツッという音が響き、朱い玉が肌を伝った。
 それが、彼との関係の始まり。
 彼は、私の心を激しくかき乱す。彼に会うたびに、言葉を交わすたびに、見つめられるたびに、ドキドキとゾクゾクがやってくる。彼の身体の一部に触れただけで立っていられないのだ。……そう、彼は、私にとって『特別』な存在。
 ――私の血を吸った、“ひと”。
『闇の眷属』たちが現代を舞台に妖しく踊る……。血の契約を結んだ少年と少女の現代ヴァンパイア・ストーリー。
+++館主の独白+++

† モンスターズ・イン・パラダイス2

作者:縞田理理
イラスト:山田睦月
発売:新書館 ウィングス文庫
初版:2007年05月25日
価格:640
頁数:334
 共に《神話的人類》がらみの事件の捜査にあたるうち、ようやくパートナーらしくなってきたカートとジョエル。
 そんなある日、《十字路》亭の看板ウェイトレス、サブリナが種族を偽った容疑で逮捕される。
 一見人間にしか見えないサブリナだが、実は、歌声で人間を惑わす《サイレン》の血を引いていたのだ――…。
 ふたりは無事、サブリナを救うことができるのか!?

 今回のモンスターは、サイレンと吸血鬼☆
 縞田理理のミラクル・モンスターワールド第二弾!!
+++館主の独白+++

† 天獄3

作者:うたたねひろゆき
発売:集英社 ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ
初版:2007年05月23日
価格:590
頁数:203
 空は羽海や級友たちと触れ合うことで、忘れていた暖かなものに出会う。
 呪われた血ゆえ、見いだせなかった安らぎと平穏。
 それは空が求めてやまなかった宝石。
 空の中でなにかが変わっていく…。
+++館主の独白+++

† 魔月館奇譚5

作者:井荻寿一
発売:秋田書店 ヤングチャンピオンコミックス
初版:2007年05月20日
価格:514
頁数:208
  就職浪人中の優平クンが住む魔月館は優平クン以外に住んでいる店子がヴァンパイヤ、雪女、狼男といったモンスターしかいない変な物件!
 管理人の月子に惚れて入居して以来、問題山積みで気苦労だらけの毎日!
 とはいえ、それを乗り越えながら月子と♥な関係になりたい優平クンのアパートメントHコメディー♥最終巻!
+++館主の独白+++

† 12の月のめぐる間に1

作者:吉川うたた
発売:秋田書店 プリンセス・コミックス
初版:2007年05月15日
価格:390
頁数:188
 母親と二人暮らしの高校生・奏。17歳の誕生日を迎えた日、
「おまえは吸血鬼の娘だ」
 と告げられて…!?
+++館主の独白+++

† 真夜中のお茶会

作者:斎王ことり
イラスト:風都ノリ
発売:講談社 講談社X文庫ホワイトハート
初版:2007年05月02日
価格:650
頁数:316
 フランス、ジェボーダン地方。
 領主ド・ラ・コット伯爵の息子カトルは、愛する両親とともに何不自由なく日々を送っていた。
 その平穏な暮らしは、前触れもなく居城に乗り込んできた軍隊によって、突然終わりを告げる。
 城を逃れ、追われる身となったカトルの前に現れた怪しい一人の少年――不遜な物言いをする彼に反発していたカトルも次第に心を許しはじめるが……。
+++館主の独白+++