吸血鬼の手帖

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† E.a.G.

作者:柴村仁
イラスト:也
発売:メディアワークス 電撃文庫
初版:2007年02月25日
価格:650
頁数:400
 凄惨な吸血鬼事件に震撼する街の片隅で、可憐な少女の姿を借り、それは突然現れた。「俺はDDF/AH-07JD。空電体を駆除するため言基体から派遣された進攻体だ」――その瞬間から、彼の運命は変わり始める。
 スラムを束ねる男の暴走、中華街の長の失踪、到来する武器商人と息を潜める暗殺者。そして、人々の間に見え隠れする異形たち……それぞれの願いのために、彼らは荒廃した街を駆ける。
 『我が家のお稲荷さま。』の柴村仁が放つ新感覚フルスピード・サスペンス、開幕。
 読み始めた時は面白くなかったけど読みきったら面白かった!
 ★いくつにするか凄く悩みます。
 間違いなくとっつき難いタイプだと思うんですが、半分越えたら読み易い、かも。
 造語が多く、その造語に関しての説明が皆無に等しいので、そこを飲み込むまでが正直つらい。
 あと、吸血鬼は吸血鬼だけどこの外観は……!

 1冊でストーリーは完結しているものの謎は解明されていないので、続きが出るのかどうか気になります。
 あとがきではシリーズかどうか言及されていないし、このまま終わっても不思議ではないんですが、このノリは嫌いじゃないんで読んでみたいな。

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