吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド2

作者:環望
発売:メディアファクトリー MFコミックス
初版:2006年12月31日
価格:514
頁数:203
 日本にヴァンパイア特区=バンドを設立した女王ミナ・ツェペッシュ。
 侍従であるアキラを引き連れて向かった先は、なんと学校! ミナはすでに自らが通う学校をも用意していたのだった。
 反発する生徒たち、そしてバンドを快く思わぬ日本政府の暗躍。そこへ起こった生徒会長の失踪。
 ミナとアキラの新たな戦いが始まる!!
 つるぺたろりメインと思っていたら、普通に面白いよ。しかしつるぺたろり故に他人に薦め難い。

 吸血鬼が簡単に増殖し、簡単に滅びていくのが素敵。
 増殖するからには滅びなければ、捕食対象の人間を食い尽くしてしまう。でも増殖しつくして宿主を食い殺すウィルスと違うのは、吸血鬼は簡単に滅びるところ。と姫が説明するくだりが好きです。
 永遠の命を持ちながら、刹那の享楽のために命を落とす。吸血鬼の内なる自己破壊衝動。
 いいなー、この設定。
 やたらめったら血を吸わないから増えない、なんて設定よりも、吸血鬼のバケモノっぽさが出てて良いですよ。

 環望公式サイト

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コメント

やっと2巻入手しました。面白かったですヨ〜!
ここで情報見なかったらたぶん手に取らなかったです。ありがとうございました〜
つるぺたとムチムチの両方が描けるのがすごいですね。アキラくん、考えてみたら名前は伏線だったのね……。巻末の4コマが可愛くてスキですv

購入の参考になったようで嬉しいです。
つるぺたろりゆえに、こういう系統を普段買わない層は手を出さなさそうですよね(^_^;

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