吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† スイートホームスイート3-錯綜のフリューゲルト・レポート

作者:佐々原史雄
イラスト:カヅキレン
発売:エンターブレイン ファミ通文庫
初版:2006年12月12日
価格:580
頁数:282
 勢いにまかせてアデルに自分の気持ちを告白して以来、城の連中にいらん気を遣われるわ、アデルとはギクシャクするわで居心地の悪い日々を過ごす一彦。
 そんな生活の中、一彦は入院中に知り合ったTVマンのロルフと偶然再会する。素朴で誠実な人柄の彼は、日本を離れた一彦にとって、初めて友達と呼べる存在となるのだが、その彼がある日「フリューゲルト城を取材させて欲しい」と頼み込んできて……。
 波瀾万丈のシリーズ第3巻、待望のON AIR!?
「我々は電気を介して侵入する」 by ペラジー
 グレムリン最強。グレムリン怖い。こんなことされたら死んじゃう。

 ……と、まぁ、そんなことは置いといて。
 サイト更新日は同日になっていますが、3巻だけ買い損ねていたので実際は2日程間あきました。2巻がいい所で終わっているので気になりましたよ3巻読むまで。
 2巻の最後で告白→3巻の冒頭では既に自爆済みというのがまたなんというか、シリーズ引っ張る気満々ですね! と思ったらそうでもなかった。あとがき読んだらこの時点で4巻最終巻確定してたようで。
 今回もアダムス・ファミリーがホーム・アローンしているようなノリ(意味不明)なんですが、巻が進むごとにじりじりシリアス度が上がってきて、主人公も段々としっかりしてきて、読んでいて楽しかったです。文体etc.好みに合致するって重要。

 巻末に参考文献一覧がずらっと書かれているラノベってなかなか無いよね。

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