吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† 魔月館奇譚4

作者:井荻寿一
発売:秋田書店 ヤングチャンピオンコミックス
初版:2006年09月20日
価格:514
頁数:206
 就職浪人中の優平クンが住む魔月館はヴァンパイヤ、雪女、狼男といった、優平以外はモンスターしか住んでないかなり変わったアパート!
 管理人の月子に惚れて入居した手前、これぐらじゃへこたれず、ドタバタしながらも月子との仲を徐々に進展させていく優平クンのアパートメントH(エッチ? ホラー?)コメディー
 吸血鬼メインではありません。

 人造人間、雪女、狼男それぞれの過去メインの短編が1話ずつ。
 で、吸血鬼キャラはあんまり出番無し。残念。

 毎回ベッタベタのラブコメです。
 各キャラの回顧録の時だけちょっとシリアス度上がるんですけどねぇ……。
 ラブコメ&微エロを楽しむように出来ている分、モンスターっぽさは少々物足りない、かな。
 人間味溢れるモンスターのほのぼの話。

 過去と言えば。
 正体を隠す気がサラサラ無いこの破天荒モンスターたちが、魔月館ができるまで一体どこでどうやって暮らしていたのかの方が気になります。
 どんな流れで魔月館に集まったのか、とか。

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