吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
[全掲載作品50音] [カテゴリ別50音] [発売日昇順] [発売日降順] [掲載日降順] [ルーマニア旅行記]


« あにふぁみ! 1 | メイン | チャイナブルー JASMINE »

† 怪物王女1

作者:光永康則
発売:講談社 シリウスKC
初版:2006年01月23日
価格:514
頁数:207
 血の一滴は、生命の雫。
 平凡な少年、ヒロは交通事故によってその命を失う。謎の少女「姫」の血を飲むことによって、ヒロは死から生還する。
 しかし、不思議な血の力によって蘇った少年を、血の戦士としての戦いが待っていた。
「姫」は怪物と呼ばれる異形の者たちの頂点に立つ王族の一員だったのだ。
 王位をめぐる、血を分けた兄弟姉妹による殺戮。策謀と憎悪の渦に、姫とその血の戦士となったヒロは飲み込まれていく。
 吸血鬼メインではありません。
 なんか裏表紙のあらすじの文章が好みじゃない。

 タイトルからして某怪物ランドのプリンスを意識しているわけで、そういう点では本仁戻の『怪物王子』を思い出したりしましたが、中身の傾向はまるで逆方向。
 王女を守る物理的護衛役のフランケン……じゃなかったフランドルなんてもう完全に萌キャラ。見た目ロリ。幼女。「ふが」しか喋りませんが。
 狼女リザ・ワイルドマン。ムキムキに変身するかと思えば、狼になるの腕だけで顔は可愛いまんまです。半分人間(ハーフブリード)だそうな。
 フランケン、人狼とくれば次は――!!
 と思ったら残念ながらザマスがいないザマス……。

 とりあえず1巻の時点では敵として吸血鬼の下僕がワラワラと出てきます。が、吸血鬼ご本人は未登場。2巻以降で出てきます。

 館に攻め込まれる回の最後の方でヒロが呟いた一言。
「館モノのゲームって最後はいつもコレなんだよな……」
 ご尤も。

関連するエントリー

コメント・トラックバックはご自由に。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.vampyre.jp/mt/mt-tb.cgi/234

トラックバック

» 「怪物王女」は萌え系か? from 海星家(みほしや)
今日はおやつを買い込み過ぎました。&仕事中おやつを食べ過ぎました。反省。 少年シ [Read More]

» 怪物王女 姫 美少女フィギュア画像 from 美少女フィギュア画像ギャラリー
みなの者!そのお姿の前に跪け!! 怪物王女 姫 完成品フィギュア[グッドスマイルカンパニー] 姫(ひめ)声:川澄綾子 やや細めの身体と長いストレー... [Read More]

コメントする