† まんがグリム童話 エリザベート・バートリー 女たちの悪夢
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1. | メアリー・ベル |
2. | だるま女 |
3. | カトリーヌ・ド・メディチ |
4. | エリザベート・バートリー |
5. | ウィリアム・テルごっこで殺された女 |
6. | 恐怖の館殺人事件 |
ついでにエログロ風味です。嫌いな人は要注意。
これまた恐ろしくカテゴリー分けに悩む本だな……。一応エログロ残酷描写のうちに入ると思うので成人向に突っ込んでおきます。
《まんがグリム童話 ドラキュラ》の姉妹編みたいな感じで同時発売されていた本で、こちらはかのエリザベート・バートリーを元ネタにした漫画が1編収録されています。
基本的に悩みや屈折を持った女性の下に夢の使者が現れて、それぞれに相応しい夢を届ける……という段取りで語られます。『だるま女』のみ実在の人物ではなく都市伝説。
夢の中で女性達は実在の人物と重ね合わせられて自分を見つめ直すというような感じですね。一部全然見つめ直さない人もいますが。
美と若さへの妄執を抱いた女性の下に運ばれるのがエリザベート・バートリーの夢なわけです。
『恐怖の館殺人事件』だけは夢ネタではなく普通の短編です。が、これが一番タチ悪そう。