† トワイライト3 闇の吸血鬼一族
原題:Twilight
作者:ステファニー・メイヤー(Stephenie Meyer)
訳者:小原亜美
イラスト:ゴツボ×リュウジ
発売:ソニー・マガジンズ
初版:2005年09月20日
原語版初版:2005
価格:952
頁数:262
作者:ステファニー・メイヤー(Stephenie Meyer)
訳者:小原亜美
イラスト:ゴツボ×リュウジ
発売:ソニー・マガジンズ
初版:2005年09月20日
原語版初版:2005
価格:952
頁数:262
百年のあいだ孤独だったヴァンパイアのエドワード。
転校してきたベラはエドワードと許されぬ恋に落ちる。
たがいに惹かれあうふたりを、もうだれも止められない。
しかし、ベラを狙う凶悪なヴァンパイアが忍びより……。
どの年齢層を狙っているのかいまいち掴みかねるというのが第一の感想。
ものすご~~~くジュヴナイルっぽい気もするし、でも妙齢のお姉さま方がきゃあきゃあ言っているところも想像できる、不思議な匙加減とでも言いましょうか。
マリ・マンクーシの『ヴァンパイア・キス』もそうですが、意外とラノベっぽい翻訳もの増えてきましたよね。
原書で読む語学力があれば、原書と読み比べてみたいものです。語学力があれば。
内容の方は……1巻の最初の部分がこの巻の予告なのは誰がどう見てもわかる流れ。
強いて言うなら、「愛する人」が誰を指しているのかが読者へのミスリードを狙ったかな? というくらい。
他所から流れてきたヴァンパイアにベラが命を狙われることになって、それを全力で守るカレン一家という構図。
映画だと、なぜそこまで必死になるのかちょっと違和感あったんですが、小説だとカレン一家其々の生い立ちの説明があったりしたので、エドワードが選んだパートナーを大事にしたいという理由も割と素直に納得できました。
窮地に陥るヒロイン。
助けにくるヒーロー。
ベタベタだけど安心できる流れ。
お約束をお約束として楽しみたい人向け。