吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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作者:あざの耕平
イラスト:草河遊也
発売:富士見書房 富士見ファンタジア文庫
初版:2004年07月25日
価格:580
頁数:300
空には満月。
その光を浴びて、疾風のように駆け抜ける赤い影。手には一振りの日本刀を携え、ビルからビルへ跳躍を繰り返す。
ジローは疾走する。弟を取り戻すために。己の願いを叶えるために。
――そして。敵を確認し、牙を閃かせて笑う。今の自分は、どんな相手でも滅ぼせると知っているから。
特区。滅び去ったはずの吸血鬼が、人間と共存できる世界で唯一の場所。その特区で、吸血鬼(ブラック・ブラッド)・望月ジローと、コタロウの兄弟と、人間(レッド・ブラッド)・葛城ミミコが出会った時、運命は孵化へと進み始める。
黒と赤に彩られた生と死、そしてそれを超越した吸血鬼の物語、ここに開幕! キミは闇の血族の伝説を目撃する!!
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圧倒的な強さを持つ吸血鬼の能力描写が良い感じでした。銃弾止めたり骸骨状態から回復したり。
シリーズ一作目だからかもしれませんが、ちょっと弾け方が足りないかなぁという気がするのが残念なところ。でもこのくらいの方がバランスはいいのかもしれませんね。
ジローの師匠の“クロウ”は、やっぱり義経なんでしょうかね?
読んでてふとVAMPIRE:theMasqueradeを思い出したのは何故だろう。別に似てないと思うんだけども。