† 吸血鬼は眠れない
この作品にはボーイズラブ要素が含まれている可能性があります
満月の夜、陸はヴァンパイア研究部存続のため、吸血館と呼ばれる洋館に忍びこむ。そこでオリエンタルな風貌の男・狼に「待ってた。お前と会うためだけに生きてきた」と、押し倒されてしまった。狼は初対面の陸を恋人の生まれかわりと信じているようで…!?
永遠の命か、刹那の愛か…ロマンティックな恋のお相手は吸血鬼!?
前半どうでもいいくらいご都合主義炸裂。
後半に差し掛かったあたりでちょっとシリアスの兆しが見え、「おっ?」と思いましたが……期待した私が馬鹿でした。徹頭徹尾ご都合主義バンザーイ。
意外性がないストーリーって読んでてもワクワクしないんですよねぇ……。
でもまぁ、最後に吸血鬼があっさり人間化したりしなかったので、その点は評価。ま、個人的な好みの問題ですが。