† ヴァンパイアI
15世紀半、人々から悪魔公と噂され恐れられた暴君・ヴラド=ツェペシュ。
彼の息子、ラムザール王子が産まれた日、城門の前で拾われた赤子がいた。赤子はアレイストと名づけられ王子と実の兄弟のように育てられた。
そんな彼らが11歳となった頃、城がトルコ兵に襲われる。
追っ手を逃れたふたりは洞穴に逃げ込むが、そこで耳にしたものは屍鬼の声だった――。
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15世紀半、人々から悪魔公と噂され恐れられた暴君・ヴラド=ツェペシュ。
彼の息子、ラムザール王子が産まれた日、城門の前で拾われた赤子がいた。赤子はアレイストと名づけられ王子と実の兄弟のように育てられた。
そんな彼らが11歳となった頃、城がトルコ兵に襲われる。
追っ手を逃れたふたりは洞穴に逃げ込むが、そこで耳にしたものは屍鬼の声だった――。
転校生・美華は天使のような美しさを持つ少女。
彼女の友だちとなった奈々は家へと招待され、美華の兄・江流に心惹かれる。
しかし美しいこの兄妹には隠された秘密があった。
彼らは背中に赤い翼を持つバンパイア。
陽の光の下で生きることに焦がれ、人間の血を含み、永遠の時代を生きてきた。
そんな兄妹の前に同じ赤い翼を持つ男が現れる。