吸血鬼の手帖

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† ブラッディ・マロリー

原題:Bloody Mallory
監督:ジュリアン・マニア
製作:アルクイミア / カナルプリュス / フィデライト
国:フランス
日本公開:2003年03月01日
製作国公開:2002年07月17日
配給:ギャガ・コミュニケーションズKシネマグループ
時間:1:34
ルールは私が決める!
出演
マロリーオリヴィア・ボナミー
ペレ・カラス神父アドリア・コラド
ヴェナ・カヴァジェフ・リビエ
トーキング・ティナティルダ・バラス
教皇ローラン・シュピールヴォーゲル
レディ・ヴァランティーヌヴァレンティナ・ヴァルガス
ル・マリジュリアン・ボワッスリエ
 吸血鬼メインではありません。

 超常現象特殊部隊が主役。吸血鬼は敵の幹部として出てきますよって感じです。
 あとまぁ吸血シーンらしい吸血シーンは無いんですが、主役のマロリーの死んだ夫、というかマロリーが冒頭シーンで斧で豪快にぶち殺した夫が吸血鬼です。こいつがまた、ところどころ出てきて美味しいところを持って行きます。
 女吸血鬼のヴァランティーヌはかなり私好みで萌えました。
 特撮戦隊物の敵幹部スキーとしては萌えないわけにはいきません。いいなぁタカビーなのに子供っぽくてちょっと抜けてるキャラ。
 平民の血は口に合わない、とか私も言ってみたーい(笑)

 監督が日本の漫画&アニメ好きを公言しているだけあって、そこらかしこに漫画っぽい効果が散りばめられていますし、ストーリー展開や小道具小技にいたるまでもが漫画チック。
 殴り合いシーンで背景にスピード線が入る映画なんて私は初めて見ました。いやもう本当吃驚。
 キャラも個性的を通り越して非現実的、まさに漫画。
 ここまで漫画好き好き大好きオーラを出されると素直に許す気になれるから不思議です。しかも見ていて楽しくなってくるのは何故でしょう。
 しかも音楽は攻殻機動隊の川井憲次。

 余談。
 劇場公開時には何とも思わなかったような気がするんですが、何回もDVD観ているうちに邪念が入ったのか妄想が暴走したのか単に細かいところが目に付いてきたのか……カラス神父ってマロリーよりもドラァグ・クイーンのヴェナ・カヴァに気が有るように見えませんか? 中盤以降、特に最後の方。
 考えすぎかしら。

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