† 白い夜
――あの男を、この手で必ず消し去る!――
「雪の精霊」と謳われる美しき公爵シャルルは、七年前、幼い彼に呪縛の証を授け、運命を変えた吸血鬼フィリップへの復讐を心に誓う。
そしていま、その男がシャルルと同じ運命を背負った娘を伴って、再び現れたのだ!
しかし、忌まわしい絆に搦めとられながら、少女がフィリップを慕うのは何故?
また、相次ぐ怪事件は吸血鬼の仕業なのか?
華やかな社交界を舞台に、光と闇が交錯する!
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――あの男を、この手で必ず消し去る!――
「雪の精霊」と謳われる美しき公爵シャルルは、七年前、幼い彼に呪縛の証を授け、運命を変えた吸血鬼フィリップへの復讐を心に誓う。
そしていま、その男がシャルルと同じ運命を背負った娘を伴って、再び現れたのだ!
しかし、忌まわしい絆に搦めとられながら、少女がフィリップを慕うのは何故?
また、相次ぐ怪事件は吸血鬼の仕業なのか?
華やかな社交界を舞台に、光と闇が交錯する!
「吸血鬼だぞ」
「そうね」「それがなんだというの?」
とまぁこんな感じ。あっけらかんとしているリースリングに振り回されるシャルルの姿が可愛らしいです。吸血鬼フィリップは要所要所に現れるんですが、ちょっと影が薄いかも。どちらかというと吸血鬼を否定する主人公側に立った視点で話は進むんですが、吸血鬼側にも感情移入できました。
最後、(主人公にとって)大団円になるのかと思わせておいて……
以下続刊、かな?