吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† 戦国吸血鬼伝 信長神異篇

作者:ゆうきりん
イラスト:青木邦夫
発売:角川春樹事務所 ハルキ文庫
初版:2000年09月18日
価格:780
頁数:357
 「《ニホン》はわたしの物だ……」
 血で血を洗う戦国時代、神威及ばぬ極東の地に、吸血鬼襲来す。その報を得たヴァチカンは対吸血鬼のための戦士《聖堂騎士》ステファンの派遣を決定する! 果たしてルイス・フロイスや織田信長、柳生石舟斎らは、肉体を持つ悪魔《不死王》の牙より日本を守りきれるのだろうか!? 戦国時代から江戸初期へ繋がる、伝奇SFいよいよ開幕!
 戦国の日本に“不死王”と呼ばれる吸血鬼が渡ってくる。そしてそれを日本まで追ってくるヴァチカンの聖堂騎士。
 私としては動乱の時代の裏に潜む吸血鬼という設定は○。吸血鬼がやたらお色気光線を発しているのは△、かな。“不死王”≒ドラキュラでしょうが、その娘としてサロメが出てくるのは、う~ん……。
 この作品の中での吸血鬼の位置付けは、元人間or亜人間タイプではなく「肉体を持った悪魔」 私は基本的に元人間or亜人間タイプが好みなもので……。でもまぁ、ストーリーは中々面白かったです。

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