† 死より美しく生より儚く
この作品にはボーイズラブ要素が含まれている可能性があります
作者:はしだ由花里
初版:2000年08月13日
価格:1,000
頁数:96
注:同人誌
初版:2000年08月13日
価格:1,000
頁数:96
注:同人誌
1. | 「ヴァンパイア」あらすじ |
2. | 夢罪 |
3. | ヴァンパイア狂 |
4. | ブルガリア・ルーマニア旅行記 |
5. | 幻罪 |
《ヴァンパイア》シリーズを書いている高橋由紀(途中から高橋ユキ)が別名義で発行した《ヴァンパイア》サイドストーリー同人誌。ジャンルはオリジュネ。
アレイストがまだ人間だった時代の話なので、吸血鬼ネタ漫画かと問われると、否、なのですが……。
ヴァンパイア狂コーナーで『ドラキュラ公ヴラド・ツェペシュの肖像』『ドラキュラ(コッポラ)』『ドラキュラ紀元』『血と薔薇』『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『ヴァンパイア・レスタト』『フィーヴァードリーム』のイラスト入りレビューが載っています。
1作品につき見開き2ページという愛の篭りようったらもう。
股間にモザイクの掛かった全裸マッチョなドラキュラ様なんて中々イラストで見られるもんじゃありませんよ。当然ドラキュラ紀元のアレ。
というわけで、メインの漫画部分は厳密には吸血鬼ではないけれど、十分楽しい吸血鬼本になっています。
作者本人が描いたものではありませんが、ルーマニア旅行に行った時の同行者によるレポート漫画も掲載。
このサイドストーリーを読んでいるか否かで、本編の『ヴァンパイアI』掲載の『屍鬼』の感想が全然違ってくるんですけど、多分……。しかしこれは確かに本編と一緒には載せられないよなぁ……。
あ、でも、BLレーベルが活発な今なら載せられたかもしれませんね。
ちなみにアレイスト×ラムサールです。ラムサール誘い受けです。
後に発売された『ヴァンパイアI』では“ラムザール”なのですが、この時点では“ラムサール”と濁音無しの名前になっています。
手帖では基本的に同人の紹介はしていないんですが、作者本人によるものなので載せてみました。