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掛け値なしの面白さ―!! 衝撃のヴァンパイア・アクション―!! 200年の眠りを経て、現代に蘇る古よりの使者。――そして物語は始まる。
「材質は何でもいい とにかく棒状の物で心臓を貫けば 灰になる」 「銃はダメだ 外と内とをモノで繋ぐことが肝心なんだ 哲学的だろ?」 「なんだかなあ なんで服まで消えちゃうんだか ゲームじゃあるまいし いい加減な存在だなあ」
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巻が進むと、いい具合にイッちゃったキャラが出てきて、ある意味笑えたりもするんですが、基本シリアス。どっぷり暗いです。
夜刀の神と呼ばれる吸血鬼は銃ではどれだけダメージを与えても倒せず、心臓を杭なり何なり棒状の物で貫くことだけが致命傷。
とはいえ、下っ端雑魚は再生力が弱いので、ズタボロになると動けなかったりして、そのまま朝を迎えてジ・エンドなんてパターンもあったりして。
アクションがかなり多く、血だの肉片だの飛びまくるので、吸血鬼は美形で強くて万能で~やっぱりイメージは伯爵様♪ と思っているお嬢さんにはお薦めできません。
吸血鬼は美形で強くて、までなら当てはまっていなくもないです。夜刀の神、強過ぎ。
章ごとに時系列が前後するので、初めて読むと「んん?」ってなるかも。
まぁ今は巻数随分出てるんで、「んんん?」ってなっても先まで読めばわかるんですけど。最初読んだ時随分と混乱したのは内緒です。
って、よく見たらもう7年前の本じゃん……もうそんなに経ったのか……。
途中でソニー・マガジンズが漫画部門から撤退してしまったので、今は幻冬舎から発売されています。