吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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作者:阿智太郎
イラスト:宮須弥
発売:メディアワークス 電撃文庫
初版:1998年02月25日
価格:550
頁数:309
明るさだけが取り柄の高校3年生・花丸森写歩朗(はなまるしんじゃぶろう)の部屋へ、ある夜一人の少女が飛び込んできた。ジルと名乗るその少女はなんと吸血鬼。あまりに現実ばなれした出来事に驚き恐怖する森写歩朗。しかし、吸血鬼狩りブラックウィナーに追われ重傷を負ったジルに同情し、かくまってほしいという彼女の願いを聞きいれる。こうして暮らし始めた二人は徐々にお互いに惹かれていくが、人間と吸血鬼という種族の壁は高かった。思い悩むジルと森写歩朗。そこにとうとうブラックウィナーが現れた。果たして二人の運命は? そして恋の行方は……!?
第4回電撃ゲーム小説大賞〈銀賞〉受賞作、待望の刊行。
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いやはや、楽しい作品でした。可愛い女の子吸血鬼もいいものです。私はこういうハチャメチャ系、といえばいいんでしょうか? 結構好きなんで。ホラーとしての吸血鬼を読みたいという方にはちょっとおすすめしませんけど。時折シナリオ調になるのは作者の阿智氏が演劇部で台本を書いていたからなのでしょうね。
それにしても主人公の名前がスゴイ……なぜに花丸森写歩郎。
個人的希望としてはやっぱり男の吸血鬼が見たいなぁ。あとはあまり内容についての感想をここで述べてしまうと、これから読もうという人に悪いので詳しくは書きませんけど……。辰太郎最高!! なんで一介のツアーコンダクターがあんな(以下自粛)
コメディが好きな人にしかオススメしません。