吸血鬼の手帖

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† 薔薇色の吸血鬼

音楽 ★★★☆☆
薔薇色の吸血鬼

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アーティスト名：GILLE' LOVES
発売：インディーズレーベル
初版：1993年10月
価格：2,300
全ての理解者（オーディエンス）に捧ぐ
収録
1.鎮魂曲-REQUIEM-
2.告白の城 贖罪の館
3.熾天使-SÉRAPHITA-
4.血と薔薇
5.薔薇よ、君は忌まわしき天使
6.真紅のデカダンス-DECADANCE OF ROSE-
7.BURNING WORLD-崩壊の序曲-
　所謂ヴィジュアル系。ヴィジュアル系と聞いて嫌悪感を持つ人は避けるべし。

　ヴィジュアル系では少数派の女性ボーカルバンド。
　と、ヴィジュアル系という括りにしましたが、実際はかなり辺境地帯。見た目が見た目なのでここに放り込まれているけど、音楽の括りだと多分別の地域の住人。

　V系で割とお決まりの、少し泣きの入るようなメロディライン。このバンドにはほぼ皆無です。というよりもむしろメロディらしいメロディが無い。もしGILLE' LOVESがカラオケに入ったと仮定して、果たして歌える人がいるのかどうか。
　しかし日本のバンドでアルバム1枚全部吸血鬼イメージというのはあまり無い（少なくとも私は知りません）ので、そういう意味では貴重かなと。世界観の構築っぷりはもの凄いです。

　私のお気に入りは“告白の城 贖罪の館”。何故か今でもこの曲が脳内BGMのリストに入っています。なんだかんだ言って好きなんだよなぁ、このアルバム。


　全くもって関係ありませんが、由貴香織里の『天使禁猟区』のベリアル.の外見は絶対このバンドのボーカルであるLUCI'FER LUSCIOUS Violenoue.だと個人的に思ってます。若干フルフル.も入ってるとは思うけど。

　LUCI'FER LUSCIOUS Violenoueの現在の公式サイトは「WORLD e'ND ENTERPRISE
Posted by 櫻義悠貴 at 2005年09月19日 | Web拍手
設定タグ：GILLE' LOVES, インディーズ

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